2009/11/27

リサイクル・アロマキャンドルに使うロウ

   
中野区スマイル社会復帰センターのリサイクル・アロマキャンドルに使うロウは、結婚式のしあわせのぬくもりが残るキャンドルです。

 
道を挟んだお向かいにあります中野サンプラザの結婚式場より式で残りましたキャンドルをいただいています。

中野サンプラザといえば、1970年代に出来てから多くの海外からのロックアーティストなどが来日して公演した若者文化・ロックの発信地、そして多くの方が結婚式を行っているしあわせの発信地。


それを利用者の方がひとつずつ手作業で丁寧に削りだして細かくし、リサイクル・キャンドルの材料にします。
  
この削る作業も根気の要る細かい作業となります。


  

  

                                     



このリサイクルキャンドルは、ちょっとしたしあわせのおすそ分け。


その炎を見ていると、なんとなくあたたかな気持ちになってきます。

 

 
 
  

2009/11/19

アロマキャンドル 精油の量別試作品の作成

    
中野区スマイル社会復帰センターのリサイクル・アロマキャンドルプロジェクトですが、今回職員の方に作業の合間に精油の量の違うサンプルをいくつか作っていただきました。

    









           
今回のアロマキャンドルは、合成の香料を用いず、香りは全て植物の精油のみで作ります。


本物のオーガニック精油を使うことで、自然な心地の良い癒される香りのアロマキャンドルとなります。


しかし、本物のオーガニック精油は香料に比べて値段が高いコストの問題や、あまりロウを熱しての加工となると精油の香りが飛んでしまうという難しい面もあります。


今日は、精油の量や芯の太さを少しずつ変えたもの、とかしたロウの温度の違うもの、また芯に精油をしみこませたバージョンなどのいくつかのサンプルの、香りや燃え方、炎の大きさなどを実験してみました。



やわらかな、やさしいアロマが部屋に漂います。












2009/11/11

中野区でのリサイクル・アロマキャンドルプロジェクト




セルザチャレンジによる、リサイクル・アロマキャンドルのプロジェクトが進んでいます。

中野区スマイル社会復帰センターにてリサイクル・アロマキャンドルを作成し、某ブランドのラインナップとして採用してもらい一般市場に展開していくプロジェクト。


センターでは今まで、通りをはさんだ向かいにある中野サンプラザの結婚式場から披露宴で残るキャンドルをいただき、それを溶かしてクリスマスツリーやキャンディなどの形をしたかわいらしいキャンドルをつくりバザーなどにて販売してきました。

今回のプロジェクトでは、そのキャンドルの元になるろうに、イタリアのシシリアから取り寄せたオーガニック・レモン精油を添加して、リサイクル・アロマキャンドルを作ります。


結婚式で残ったキャンドルのリサイクルですが、オーガニック・レモンのアロマを加えて、ちょっとしたしあわせのおすそ分けです。




写真は、利用者の方の帰宅後、職員の方との打ち合わせおよび作業現場風景。



12月中の発売を目指して、セルザチャレンジのメンバーによる商品企画、デザインと容器などの準備と小売店へのご紹介、職員の方によりキャンドルの試作や工賃予算算出などのサポートを進めています。



こちらの利用者への月の支給工賃は現状1万円程度とのことで、自立生活が出来るよう少しでも支給額がアップするお手伝いが出来ればと思っています。
 
 
 
     
      

2009/11/10

商品・ノベルティなどを製作する施設のご紹介

  
セルザチャレンジでは、企業や団体等が商品やノベルティなどを作る場合に、それらの製作が出来る障がい者の働く施設・工場をご紹介するお手伝いもしています。
 



このたび出版社さんからのお話で、某飲食店チェーンさまの手帳カバーの作成のできる福祉作業所を、東京コロニーの武者さんのお力を借りてご紹介させていただきました。

今回のお仕事は生地の縫製加工で、社会福祉法人ながのコロニーが行いました。


はじめから大量でなくても、毎年、毎月少しずつでも継続的にお仕事が発生していくように出来ればと素晴らしいと思います。



各地の施設ではこのような縫製品をはじめ、木工品やアクセサリー、お菓子などいろいろなものが作れます。


もし、会社やお店などで商品や心のこもったノベルティなどをお考えで、作れるところにお心当たりがない場合は、ぜひお声掛けいただけますと幸いです。