本日、横浜市緑区にある、カフェベーカリー 「ぷかぷか」に経営相談に伺ってきました。
昨年のオープン前の計画段階時に一度伺いましたが、今年4月末にオープンされたお店の現状と今後についてご相談を受けました。
カフェベーカリー「ぷかぷか」は、養護学校教諭であった高崎明さんが退職後NPO法人として起業し、横浜市緑区の霧が丘ニュータウンの商店街の中に出店したパン屋さんです。
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スタッフ7名に、11名の知的に障がいをもつ方が働いているとのこと。
「ぷかぷか」では、
・ほしぶどうから毎日手間ひまかけてつくられる自家製のぶどう天然酵母を使い(化学培養のイーストはパンが簡単に膨らむが味に深みと広がりが出ないそうです)
・九州で栽培される国産の小麦を贅沢に使い(天然酵母のパンは小麦の味がストレートにわかるので高価な素材にこだわっているそうです)
・それに、沖縄の海の塩と、さとうきびから作るきび砂糖を少々、丁寧にろ過した浄水で(塩や砂糖、水にもこだわっています)
・卵や牛乳は一切使わず(使うと卵と牛乳の味になってしまう、またアレルギーを持つ人がいる)、ショートニングなどの合成添加物は使わずに、
・20年間パンを研究してきた高崎さんとパンの専門学校を出たパン職人の女性2名で、天然酵母での発酵は12時間ほどかかるので、15~6時間かけて一つ一つ丁寧につくっています。そして、ハンディがありながら仕事をしたいという人たちが、日々の仕事に挑戦しています。
こだわりぬいて、パン本来の味のするおいしい作品ともいえるパンが愛情を込めて作られています。
オープンして3ヶ月、今後より多くの人にこのおいしいパンを知っていただき、食べていただけるように取り組んでいこうとしています。
よりよくするための課題はたくさんあります。
ターゲットによりあわせた商品について、商品の良さを伝える店内のPOPやディスプレイについて、食べてみたいと思っていただけるような販促物について、みなで力をあわせるオペレーションについて、、、などなど。
月に1回ほど、定期的にミーティングにお伺いさせていただくことになりました。
今後、STCのメンバーと相談して、こちらのためにどのようなことができるか話し合って進めていきたいと思います。
みなさまもお近くに行かれた際、ぜひこの「ぷかぷか」に寄ってみてください。
またメディアの方による取材などもぜひお願いいたします。
こころがホッコリする、本当においしいパン屋さんです。
カフェベーカリー「ぷかぷか」
神奈川県横浜市緑区霧が丘3-25-2-203
045-921-0506
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