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2010/12/12

セルザチャレンジの新たな挑戦

     
現在セルザチャレンジは、障がいのある人の働く施設にて作られる産品を、「売れる」ように考え、「売る」お手伝いをするボランティア活動をしています。

これは自身やメンバーにとってのライフワークであり、今後もこの社会活動とビジネスを融合する挑戦を続けていきたいと考えています。


しかし現状では、セルザチャレンジとしては個人や法人からの寄付および国や自治体からの助成金などは得ておらず、この活動では収入を得ていない出費だけの状態。メンバーの個人資金の拠出では活動にも限界が出てきました。
 

施設へのお手伝いは出来ているものの、社会的事業から利益を生み出し、収入を得るというところまでは到達できず、活動の原資を得るということは実現できていない状況です。

多くの社会活動団体は事業収益の他に、多くを国や地方自治体からの助成金、障害者雇用による国からのサービス収入、財団や寄付などで職員の給与や活動費を生み出し事業運営を行っていますが、セルザチャレンジではこれまで、事業そのものからの収入という形にこだわり「ビジネスと福祉の融合」を目指してきました。


しかし、今後は新たな挑戦をしていこうと考えています。


とにかく事業を立ち上げる、そのためには考えられる様々な手段を活用する。

国や自治体からの助成金や、法人や個人からの寄付金をいただくことも模索する。

活動資金がないからと小さくまとまってはいけないと。能力と情熱の限界まで努力が必要だと。

そして多くの方のお力を得て、目的を達成していく。

動いていかないと、セルザチャレンジの目指す「障がいのあるひとも地域に仕事があって、自立して生活していける未来」は生まれてきません。


福祉とビジネスの融合、社会事業の収益化、障がい者の作るものを売るお手伝いをしながら収入を得ていくことへの挑戦、というリアルな挑戦を具体的に始めてみようと思います。


福祉の現場にイノベーションを。

ハンディキャップやそれぞれの個性があっても、やりがいのある仕事が地域にあり、親や家族に頼らずとも生きていける未来を。


法人格や体裁よりも、任意団体として、身の丈で出来る社会活動としてビジネスのプロフェッショナルが、福祉施設の職員の方や障害のある方に「売れる」製品作りと、「売る」お手伝いという、実質の活動を重視してきたセルザチャレンジ。

今後は自ら活動資金を稼いでいく事業体にしていくことにしたいと思いました。

近いうちに法人化、新しく考え出した「福祉とビジネスの融合」を実現するビジネススキームを立ち上げていきます。


これからのセルザチャレンジの挑戦と、福祉とビジネスを融合する事業で食っていくという、リアルな挑戦の日々・軌跡をぜひご紹介していければと思います。

2009/01/01

セルザチャレンジとは

セルザチャレンジは、各地域で仕事し自立したい障がいのある方々がものを作り・売ることをお手伝いする活動団体です。

世界各地の障がいのある方(The Challenged Person  ザ チャレンジド パーソン)がそれぞれの地元で働き、自立生活できるお金が得られるように、それぞれの個性とを生かした競争力の高い自主製品作りと世界市場での販売・伝達をサポートすることを使命として2009年に活動を開始しました。


世界の障がいを持つ方々が働く現場を訪ね、各地の現状を鑑みた上で、それぞれの地元にて生産される産物を、世界の様々なスキルを持つパートナーと協力、それぞれの産物を地域間でカニバリゼーションしない競争力のある製品になるように仕立て、世界中の市場につなげていく活動を行います。


そして、その生産活動を通して、活動結果を他の人に認めてもらい、喜ばれて対価を得るという、人にとってやりがいのある営みを模索していければと考えています。



障がい者を持つ多くの家族は不安の中にいます。


様々なケース・要因がありますが、この豊かな日本においても障がい者を持つ人が福祉作業所にて働いても年間の工賃収入は数万円以下、さらに1万円以下というところも多いのが現実です。

現状そしてこの先、健常な自分たちがたとえいなくなっても地域で仕事を持ち自立生活していけるのかどうか?



現在、世界の障がい者施設を訪ねてみると、多くのところで工賃のアップを目指して、また余暇活動もかねての自主製品の製作を職員や父兄の方々のご指導のもと利用者が行っています。


しかし、それらは一般的な製品としての付加価値と競争力を持つに製品作りにはなっていなかったり、また職員や家族の方はモノの企画や営業が本業ではないため、どのようなものを作ってよいのか、またどのように・どこで販売したらよいのか分からないという実態があります。


一方で、障がい者の経済的自立のためには、工賃をあげて利用者に配分していかなければならないという課題があり、福祉の専門家である職員の方々にもビジネス・商売の専門家と変わらないスキルを求められるという現実が存在しています。

日ごろ我々は、事業家、デザイナー、商品企画者、バイヤー、販売スタッフ、営業員、WEB製作者、ジャーナリスト、編集者、写真家、マーケッター、コンサルタント、プレス・・・として、モノ・サービスを企画・デザイン・販売・伝達して対価を得るという仕事をし、様々なビジネス活動を様々なプロフェッショナルと共に行っています。


その日々のビジネス・商売にまつわる活動の中で、自分たちのできることから、障がい者の方の作られた製品を広くご紹介したり、地域の個性を生かした競争力の高い独自商品の企画・生産・販売のお手伝いができればと考えています。



それぞれの地域で、それぞれの個性を活かしながら、やりがいのあるお仕事が生まれ、社会福祉の整備ととも少しずつでも豊かになっていければ。



壮大な夢はありますが、まずはコツコツと自分たちの身の丈で得意なことから手伝いさせていただければと存じます。



ホームページ
https://sites.google.com/site/sellthechallengejapan/



連絡先
fwis4210★nifty.com

★を@にかえて送信してください。


現在は小規模施設を中心とした支援活動を行っています。

何なりとご相談・ご連絡いただけますようお願い申し上げます。

また当団体へのご支援、またご参加などもお待ちしております。